教育改善の効果 客観的検証必要 - 日本経済新聞

埼玉県志木市は2002年度に始めた小学校1~3年生の少人数学級を18年度でとりやめた。学級増に伴い、市費で雇用する教員の採用倍率が下がり、質が大きく低下したためだ。19年度からは1つの学級に2人目の教員を配置し手厚く指導する体制にした。東京都の20年度教員採用試験でも小学校の倍率は2.0倍にとどまる。喜名氏が指摘す